2015年10月 白壁賢一コラム Bird Eyes(バードアイズ)

山梨県政の様々な課題と現状を鳥のように大空から俯瞰して
白壁賢一が素直な想いを皆様にお伝えします

 最近の県政状況について報告させていただきます。私が長年訴えてきた自殺対策条例の制定に向け、本年6月に県議会内に私を委員長とする「自殺対策条例案作成委員会」を設置し、条例案策定のための調査、研究を進めております。この条例が成立すると、議会提案として全国初となります。また、「富士山保全促進山梨県議会議員連盟」では、景観配慮の手続きの創設について条例により制度化するよう知事に要望し、現在制定に向けた作業が進められています。
 次に、高速交通体系については「リニア環境未来都市」の整備方針策定に向けた取り組みなどが進められています。リニア開業の効果を全県に波及させることができるよう、今後とも積極的に参画・発言して参ります。さらに、小仏トンネル付近上り線の渋滞対策については、8月に事業許可がされており、今後は残る下り線の渋滞対策について国等へ要望を継続します。
 次に、観光の状況ですが、本年上半期の延べ宿泊者数が伸び率で全国第2位となるなど、本県観光は好調です。富士山に代表される豊かな自然環境や東京圏に隣接する優位性、今後のリニア中央新幹線や中部横断自動車道等の整備による効果を最大限生かした観光振興は、人口減少対策や地方創生に、また、知事の掲げる「100万人都市への挑戦」にもつながるものであると考えます。
 過日は、台風17号の豪雨で、茨城県内の鬼怒川の堤防が決壊し、4年前の3.11東日本大震災を彷彿させられるような映像が私たちの茶の間に放映され、大きなショックを受けました。ここ数年「災害は忘れたころにやって来る」という警句は役に立たないほど、国内には“予想外”の災害が発生しています。当面、富士山噴火の可能性が叫ばれる私たち山梨にとっても、他人事でないことを改めて痛感させられました。
 山梨県政の未来と各種課題をチェックする立場にある私たち県議会議員にとって、防災をはじめとする、県民生活に直結する事項にさらなる厳密な対応が求められていることを実感しております。
 私は今後とも、二元代表制の一翼を担う県議会に身を置く者として、県民が夢と希望と誇りを持てる山梨の実現に向け、知事とともに全力を尽くして参ります。